アメリカ 妊娠

アメリカ出産レポート

2022-02-18

こんにちは。

ついに1月16日(日)に男児を出産しました。

出産まで一連の流れを記録にとどめておきたいと思います。

始まり(破水)1月15日 22:00-

それは突然やってきました。

16日の晩御飯を食べ終えてからしばらくした21:00頃、少し胃が痛くなり、「食べ過ぎかな?」と思いソファに寝転んでいました。さらに気分が悪くなってきたのでパジャマに着替えベットに寝転ぶと、

ぷちっ

えっ何々?トイレに行くと薄いピンクの液体がトイレットペーパーにつきました。

???

これは俗にいうおしるし?シャワー室に移動してとりあえずしばらく立つと、自分の意思とは関係なくぽとぽととピンクの液体がしたたります。蛇口から水がこぼれるくらいのほんの少量ですが、これはおしるしというより破水では?と思いました。

主人にすぐ病院にいけるよう入院グッズを車に詰めてもらえるよう伝えました。

私は病院の緊急連絡用番号に電話

Alpaca
Alpaca
「I think my water has broken, but I'm not sure...」

と言っているととりあえずER(緊急受付)に来てと言ってくれたので病院に向かうことに。

入院(問診・破水確認)1月15日 23:00-

受付(問診)

緊急受付にて破水した旨を伝え車いすで運ばれます。まずは簡易的な部屋で基本的な問診(誕生日・最後の生理日・出産予定日・体重・出産経験等)を受けました。そして分娩室のある4階に運ばれてきます、この間に破水の量が増えぼたぼた水が足をつたいます。

Covidテスト

4階につき問診用のベッドに横になります。診察用の服に着替えて(着方がわからず結局着させてもらいました)、PCR検査です。結果は陰性でした。

それにしても病院服がめちゃくちゃださい。なんでこんな渦巻柄?↓

病歴

アレルギー・手術歴・家族の病歴・今の陣痛の状態はどうかを聞かれました。日本で受けた妊婦検診の内容なども聞かれました。とにかく出産への不安で聞かれたことは全て思い出せません?

破水確認

いつ調べたのかわかりませんが破水確定と伝えられました。勘違いじゃなくてよかった?

子宮口確認

これは日本で言われる「内診グリグリ」?でしょうか。全く知らないドクターが来て股に手をつっこみぐりぐりされました。身体が手の圧力についていかず思わずのけぞりました「sorry」と言われながらも痛みに耐えます。陣痛は5分間隔、子宮口がまだ1㎝しか空いてないらいしいです。

というわけで、以下の説明を受けて分娩個室に移動します??

  • これから出産準備に入る旨。
  • 子宮口が開いてないので様子をみて朝5時に陣痛促進剤をうつ。
  • 陣痛促進剤以降は固形物は食べられないのでもし何か食べたいならそれまでに食べる事
  • 陣痛に耐えれなくなったらいつでも麻酔を打ちます
  • 担当のドクターは土曜日なので来れるかどうかわからないが、いずれにせよドクターが対応する。

入院(陣痛促進剤→麻酔→分娩まで)1月16日 0:00-

私の産んだ病院は全て個室制で待機室&分娩室が一緒になっています。

ベッドはリクライニング等調整できるようになっていました。テレビリモコンも兼用です。

腕に点滴をつけられてさて朝の5時までとりあえず待機です。それまでに何回か様子を見に来るからね~、何かあればナースコールですぐ呼んでや~と言われて待機。

ただいま夜の1:30まだ陣痛も大してないのでしばらく寝ます、、、

2:30お腹が少しづつ痛くなってきました。何かそこにナースが様子をみに来てくれました。

何か食べるものもってこようか?えっいいの?そんなサービスあるの?というわけで。

ジェロー・アップルソース・アップルジュースの選択肢全て選択??

ででん。

どれもアメリカンな感じ。ジェロー(ゼリー)が意外と甘さ控えめで美味しかったです。何故かこの時身体が出産にむけて糖分をもとめていたのか普段飲まない激アマアップルジュースも全て完食????

この時だけは甘えて旦那に食べさせてもらいましたとさ?

麻酔1回目 1月16日 3:00

深夜3:00陣痛がきつくなってきました、例えると

最高に重い生理痛が1から2分間隔でやってくる感じ

ナースコールをするとドクターとやってきて子宮口確認。まだ2㎝しか開いていませんでした?もう我慢できないと思い麻酔をリクエスト。分娩用の麻酔(epidural)ではないけど麻酔(モルヒネ)をいれてくれることになりました。母体にも赤ちゃんにもSafeだそうです。看護婦さんがモルヒネを点滴に混ぜ込んでくれました。徐々に痛みが和らいでいきます。また少し眠りにはいります?

陣痛促進剤 1月16日 5:00

ついに朝5時陣痛促進剤を打ちました、それから30分後

今度はあぐねるほどの痛みが襲ってきました。

麻酔2回目(Epidural)1月16日 5:30

早速、ナースコールで麻酔を頼みます。麻酔科医の方がやってきて質問&麻酔の同意書にサインです。もうここら辺からなんで事前に聞いてくれへんの?と思うくらい質問にも答えるのがつらくなってきました。拷問。

アレルギーの有無
麻酔で今までトラブルがあったか
家族が今まで麻酔でトラブルがあったか

「I'll be back with epidural in a minute」といったまま10分、、帰ってきません。

藁にもすがる思いで再度ナースコールで「when can I get the epidural???!!!」と叫びました。

そうすると30秒後には到着。やっぱりアメリカは言ってなんぼの国ですね、アハ?

意識も朦朧としながら背中に麻酔が注入、その10分後には嘘のように痛みが引いていきました。

朝食

麻酔を打った後に簡単な朝食が運ばれてきます。薄いコンソメスープと、ジェリー、アップルジュースとなぜかコーヒー。液体物が多いです。

デザート代わりにくれたPopsicle(チューペット)です

子宮口が開くまで待機(5:00~11:00)

麻酔のお陰か下半身の感覚が全くありません。子宮口を開けるため片足をあげて横に寝るという体制にさせられます。台みたいなものに片足を上げられ左右1時間おきに左寝・右寝を看護師さんが2人がかりで変えてくれます。11時前についに9.5㎜に。分娩の開始です。

分娩 & 誕生 1月16日 11:00-

ドクターから助産師さん、ナースみたいな方々まで続々と7人ほどの人が病室に集まってきました。結局私の担当医は来ることができず代わりのドクターが対応してくれることに。

ベットから青い足をかける器具がでてきて分娩台に変わっていきます。

パジャマを何故か渦巻柄から黄色に着替えさせられあれよあれよとシートなどもかけられました。さぁいよいよ分娩です。

確認事項

①呼吸法

  1. 息を吸う(inhale)
  2. 息を止めて10秒いきむ(hold the breath and puch for 10 seconds)
    この時目線はお腹を見ること。
  3. 息を吐く(release the breath)

②赤ちゃんが中々出てこない場合は吸引機を使うこと、会陰切開をすること

③旦那は私の右隣に立たされました(指定の定位置みたいです)

周りの人に声をかけられながらいきみます。痛みが全くなく自分がいきめているのか否か分かりません。そして6回くらいいきんだ後、ついに会陰切開、そしていきむこと3回

11:52 おぎゃー!!!

えっこんなにきれいに泣くの??というくらい冷静にびっくり?

主人がへその緒をきります!!看護師さんがめっちゃ無心に主人のスマホで写真をとります(なんという気の利いたサービス!)

タオルで軽くふいてもらってからすぐに私の胸にのせられます

やっと会えた!こんなに可愛い!!!涙が自然とぼろぼろと頬をつたいました?

カンガルーケア

赤ちゃんはさっとタオルで拭かれた後にすぎに私の胸にやってきましたSkin to skin 、いわゆるカンガルーケアですね。赤ちゃんってお腹の中から出てきてもっと野獣のにおいがするのかなと思っていたのですが無臭でした。さっきまでお腹の中にいたのに外に出て息をしている姿をみると何とも微笑ましいです。この世界にようこそ。しばらくあなたの人生のお手伝いをさせてね。と挨拶しました。1時間ほどのリラックスタイムです。

ちなみにこの間にも会陰切開の傷をザクザクと縫われていたようですが、感動と麻酔で私は気づく余地もありませんでした笑

親子の足にタグ装着

産まれた直後に子供は足に、母は手首に電子バンドをつけられました。母親と子供が近づくと”ピー”鳴るようになり、またどちらかが病室を出るとアラームが鳴る(出ませんでしたが)防犯システムとなっています。

入院中の手続き(産後24時間)

私の病院は産後24時間の滞在で退院です。その間にDischarge Process(退院手続き)をこなさなければいけません。寝ている暇はありませんラッシュです?

まずはLabor & Delibery(分娩室)からPostpartum(産後ケア)ルームに運ばれます

構造はLabor & Deliberyと一緒で、ベッド・トイレ・シャワー・テレビ・付き添い人用のソファベッドがある部屋でした。快適。

出生届(アメリカ)

アメリカの出生届記入です。これをテキサス州に提出することによりアメリカの国民として登録されます。特にこちらからアクションする必要はなく病院から出生届が渡されるのでそれに記入し完了。2週間ほどで登録され保険局にてBirth Certificateも貰うことができました。

出生届(日本)

日本の出生届提出の為に必要な”出生証明書”を用意します。日本の出生届は居住地の管轄領事館に提出します。

出生証明書には担当の産婦人科医のサインが必要でしたので産科医が部屋に来てくれたタイミングでサインをお願いしました。

医師のサインはミドルネームも含めて全て省略せずに書いてもらってください。私の管轄のヒューストン領事館では省略して書かれると出生証明書として認められないようです(2022年1月時点)

ほぼ手続きは同じかと思いますが、出生届の必要書類・手続きについては各お住いの地域の管轄領事館・大使館のHPで確認してみてください。

母子健康チェック

以下のものを受けるまで退院することができません。

B型肝炎注射(子)

日本では生後2か月の時に打つらしいですがアメリカでは生後24時間以内にうちます。

Tdap 成人用3種混合注射(母)※任意

任意ですがアメリカは子に移さないために、出産後のお母さんに成人用3種混合の接種を進めているようです。T 破傷風 d ジフテリア ap百日咳傷風トキソイド
特に断る理由もないので接種しました。

初めてのお風呂(子)

産まれてから12時間後、深夜の0時にスポンジバス(濡れた布で赤ちゃんの身体を拭く)をしてもらいます。ナースがしてくれるのを見るのですが、私は傷が痛みベットから離れられず旦那が代わりに見てくれました。

ヒアリングテスト(子)

新生児の耳が聞こえるかチェック。これもパスできました、良かった✌?

小児科診察(子)

退院日の午前中に小児科医の先生が来てくれました。子供の身体の状態をチェックしてくれました。

小児科医の決め方

出産前にかかりつけの小児科医を決めておくことが原則です。入院にしている病院では決めてくれません。

在米の方のブログでは事前に小児科医の方にアポをとってインタビューして先生を決めると書いていましたが、このコロナのご時世、私は事前に何人か候補を絞って電話でアポを取りましたが、産まれてから連絡してくださいとの返信で結局口コミで評判のいい先生2人に絞って、入院先に伝えておきました(分娩前に聞かれます)

産後病院側から小児科医に連絡をとってくれていたみたいで私から連絡はしていません。

産婦人科医診察(母)

退院日の午前中に担当の産婦人科の先生が来てくれました。会陰切開の傷は痛み度合、子宮がきちんと下がっているかお腹を押して確認してくれます。私の経過は良かったようで無事に退院の許可がでました?

排泄チェック(子)

退院までに尿・便が出たかチェックします。尿と便が24時間以内に出ないと退院の許可がでません。

授乳・血圧・体温チェック(母・子)

3時間おきに担当ナース(半日交代制)が病室にきて母子の健康チェックをしてくれます。この頃全く母乳がでずに毎回、ナースさんにアドバイスをもらいながら授乳方法を教えてもらいました。

新生児スクリーニング(子)

テキサス州では出生後24時間以内に足から血液をとって先天性の病気を検査します。恐らく他の州も同じものがありますが検査項目は各州によって少しずつ違いがあるようです。これは生後2週間後に同じ検査があります。これで何か問題が発見された場合は治療に進むようです。

授乳教室

授乳専門家(Lactation consultantラクテーションコンサルタント)が部屋を訪ねてきてくれて授乳のタイミング・どのように与えるか・乳房のマッサージ方法等を教えてくれました。正直疲れ切っていたのでなかなか会話に集中できませんでした、ごめんなさい?

Alpaca
Alpaca
ざっとこんな感じでしょうか?産後の疲れで意識が朦朧とする中、真夜中にきてぶすっとさしていったものもあるので全部を網羅しているかは怪しいですが覚えている限りではこのような感じです。

食事

メニュー表の中から好きなものを好きなだけ電話で注文するシステムです。

付き添い人は7ドルで同じように注文できます。

が、主人はあまりメニューに惹かれなかったのかいつも私の食事を横取りしていました。

1/16 昼

お昼の11時53分に誕生しカンガルーケア等を行った後、13時頃に提供されました。疲れ切っていたので担当の看護師さんが代わりに電話してくれました。ティラピアのフライにご飯です。意外とこれが一番美味しかったです。

1/16 夜(スペシャルミール)

退院までに昼又は夜にお祝い膳が提供されます。メニューはこんな感じ。

私はチキンコルドンブルー・主人はサーモン、デザートにNYスタイルチーズケーキとブラウニーを注文しました。乾杯にはスパークリングアップルジュースです。料理が温かかったらもっといいのになぁ。

チーズケーキとブラウニーがでかい!もちろん甘さはアメリカ基準

1/17 朝

朝食です。ベーグルサンド・オムレツ(中身は選べます)クリームチーズとケチャップは自動でついてくると思ったら注文しないといけなかったようで。。薄味すぎて少し後悔。

1/17 昼

いつ退院するか分からない&検査やスクリーニングで忙しすぎて注文する機会を失い、料理が自動的に運ばれてきました。ターキーサンドイッチとチキンスープそしてポテトチップ、フルーツ。あぁ日本の病院食食べたい。ジャンキーすぎる。

おまけ

陣痛促進剤を打つまでにあまりにも私が食事の質問をナースにしていたのでサンドイッチセットを持ってきてくれました。これその場では食べずに出産後食べたのですが意外と美味しかったです。

退院 1月18日15:00

退院は突然に。

担当者がなかなかこず出産翌日の15時に最後の新生児スクリーニングが完了しました。その後、小児科医の先生の退院許可の電話を待ち16時に退院することに、すぐに服に着替えて退院準備に取り掛かります。この時、病院から以下のものがもらえました。もらえると思っていないのでラッキー✌?

  • おむつ数枚
  • おくるみ4枚
  • 帽子2個
  • 体温計1個
  • 肌着1枚
  • 母用の使い捨て産褥下着5枚ほど
  • 産褥パッド10枚
  • トイレのソープウォーター(簡易ウォッシュレットみたいなもの)
  • 傷口を冷やす消毒スプレー

カーシートチェック

看護師さんが車いすに乗って我が子を抱いた私を車まで送ってくれました。その時にカーシートがきちんと車に装備されているか確認してくれます。リクライニングが新生児にしては急だったようでもっとフラットにできないか言われ、あせあせしながら調整しました。新米パパママにはこういったチェックたすかります✨

結局入院には何が必要だった?

入院バッグは事前にネットで情報を集めて用意していましたが意外と使うものが少なかったです。病院によって用意されているものが違うので一概には言えませんが以下が持って行ったもの、そして実際に使用したものです。

持っていたもの

  • 赤ちゃん退院時の服(肌着1枚+上着1枚)
  • 母用退院時の服(ニットワンピース+タイツ)
  • 母用下着&パジャマ(産褥パンツ・授乳用パジャマ)
  • 旦那の着替え(下着・服各1日分)
  • 大人用大き目のブランケット
  • おやつ(甘栗・プロテインバー)
  • 飲み物(ペットボトルの水2本)
  • 化粧道具
  • シャワーグッズ(洗顔・メイク落とし・シャンプー・ボディソープ等)

使ったもの

  • 赤ちゃん退院時の服(肌着1枚+上着1枚)
  • 母用退院時の服(ニットワンピース+タイツ)
  • 化粧道具
  • シャワーグッズ(洗顔・メイク落とし・シャンプー・ボディソープ等)
  • 大人用大き目のブランケット

結局は退院時に着ていくもの(メイクはこだわりがなかったら化粧道具すらいらないと思います)があればその他は全て病院で賄えました。24時間という短い時間では自分のパジャマに着替えたりすることもありません。シャワーも禁止されており、結局シャワーグッズも主人が使用しただけでした。

また入院着がとても薄っぺらい布着だったので、暖房がかかっている病院内でも結構肌寒く、ブランケットは役立ちました。

まとめ

初めての出産・初めての入院・初めての手続き、初めて尽くし事ばかりどたばたしていた出産リポートでした。とにかく疲労困憊でしたが、我が子に会えた喜びは本当に何事にも代えられないですね。無事に生まれてきてくれた子供、支えてくれた主人、病院スタッフの方々に感謝です。

お読みいただきありがとうございました。

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